アウトプット

武道の稽古でもアウトプットはとっても重要です。



最近は断捨離が密かなブームになっているようですが、断捨離もひとつのアウトプットなんでしょうね。


う◯こと同じで、入れたものは出さないといけないのです。

頭の中も身体の中も、入ったものが通り過ぎて出て行く過程で何かが残り、そしてそこに残ったものが自分に必要なものだったりするのです。


個人的にはインプット3割、アウトプット7割くらいかな?思っています。


人は頭の中の考えをスッキリまとめ納得しないと、稽古に限らず仕事でもその最中に無駄に考えてしまい迷い直感的に動けないものです。


稽古のアウトプットのやり方としては「人に教える」とか「書き出す」とかあります。


教えるのは道場で後輩に教えたり、仲間内で稽古したりすることで出来ますが、一人稽古では思いついた事や気づいた事を「書き出す」ことで頭の中をすっきりとまとめるのが有効です。

そうする事で、これまでわからなかった事や気づかなかったことに気づく可能性がグンと高まります。


私もどんどんアウトプットしてしっかり考えたおかげで、技の理解が進み迷いが無くなりました。

ちなみに私は今はアウトライン・プロセッサーを使ってますが、これがまたなかなかの優れものなんですよね。


 WorkFlowy

アウトライン・プロセッシングとは本やブログなど文章を書く時に、頭の中の思考をアウトプットしてまとめるための方法です。

アウトライン・プロセッサーはWord等でもできますが、スマホでもPCでも連動して使えるクラウドアプリのWorkFlowyがお勧めです。


使い方は「WorkFlowy 使い方」などでググったらいくらでも出てきます。

紙に書くよりメリットが多く、どんどん書き込んで後からじっくり並び替えする事で考えをまとめたり、アイデアを引き出したりできる優れものです。


WorkFlowyは1ヶ月250トピックまでが無料で、それ以上は有料になりますが、使い方が分かって使い込むとすぐにいっぱいになってしまいます。

でも紹介リンクからサインアップすると+250で最初から500トピックが使えるようになるのでかなりお得です。

使ってみたい方はぜひ下のリンクから登録してみて下さい。


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アウトプットすることで頭の中の考えをまとめすっきりさせると稽古中、無駄に考えずに済むようになります。


大東流の技は一見不思議に見えても、そこには合理的な理合いや術理がありそして身体の使い方があります。

そこがわからないと「気」だとか何とかあやふやな事を言われ、まるで超能力みたいな不思議な力と勘違いして、曖昧模糊とした雲をつかむような状態のままの稽古になってしまい、習得するのに数十年もかかってしまったりします。


ただ頭で解っても実際やるのは身体なので、そこはやはり稽古を積まないとなかなかできるものではありませんが、それでも訳もわからずに闇雲に稽古するより遥かに効率的です。


こういった思考をアウトプットし可視化してまとめるツールには、マインドマップなどもあります。

自分にあったツールで、どんどん使い倒してアウトプットする習慣を付け、稽古だけでなく日常から仕事まで多いに活用しましょう。


技はとことん考え抜き納得する事で、逆に考えない稽古ができるようになります。


まぁ考えない稽古と言っても、それはお釈迦様でもできなかった事なので普通には無理な話ではありますが。


ちなみに天山道場では稽古で迷わないように、できるだけきちんと解説しながらお伝えするように心がけています。

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大東流合気柔術 天山道場

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