何ごとも習得するためには継続した練習が必要なのはわかっていても、あまりにも自分の感覚からかけ離れていると、なかなか続けられないものです。
大東流の稽古は、とにかく力を使わない稽古なので手応えが無くなんとも続けにくい部類に入ります。
ある程度身体ができてくるまでは、いま自分が何をやっているのかさえわかりません。
「違う」
「そう、それ」
と稽古で指摘されても、何が違う?ソレって何が??と頭は真っ白になり???だらけで煙がシューっと出てくるようなかんじです。
続けられない人は、たいていこの段階でやめてしまいますが、これはもうしょうがないことです。
身体ができてくると次第にわかるようになるのですが、それが数ヶ月後なのかはたまた数年後なのかは、その人の稽古と感性次第です。
自転車で例えるなら初期の段階は、まだ自転車の乗り方どころか、感覚的に見当もつかないような、そんな段階なのです。
なので続けることが非常に難しいんですよね。
しかしそうやって続けたその先に、ソレはあるのであります。
大東流に限りませんが、何事も続けてみてある程度まで行かないとほんとのところは見えてきません。
まさに継続こそ力なりです。
何か新しいことを始めたら、まずは楽しんで取り組みたいものですね。
大東流合気柔術 天山道場
Dito-ryu AikiJujutsu Tenzan Dojo
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